JASSO留学フェア2025
26.07.2025
2025年7月26日、駐日ポーランド共和国大使館はJASSO留学フェアに参加しました。本イベントは、日本の文部科学省所管の独立行政法人である日本学生支援機構(JASSO)が主催しています。今年のフェアには、26の国および地域の代表者が参加しました。毎年、来場者は約1,000人にのぼり、その多くは日本の高校生や大学生です。
本年は、クラクフのAGH科学技術大学の代表が、初めてポーランドブースに参加しました。AGHは過去30年間にわたり、日本の大学と非常に活発な交流を行っており、共同研究のみならず、交換留学、エネルギー・環境工学の修士課程における共同学位プログラム、さらにはダブルディグリープログラム(2つの学位を取得できる制度)に基づく博士課程教育なども展開しています。AGHは、2025年6月に東京と大阪で開催された「欧州留学フェア」にも参加していました。
ポーランドブースは多くの来場者の関心を集めました。希望者は、社会科学、経済学、自然科学など、主要な学術都市にある大学にある学科に特に関心を示していました。また、ポーランドの医学系大学に対する関心の高まりも見られました。来場者がポーランドを進学先として選ぶ理由としては、「治安の良さ」、「他のヨーロッパ諸国と比べて低い学費」、そして「英語で学べるプログラムが充実している」などが挙げられました。
また、ポーランドの各大学の協力により、ブースでは以下の大学の紹介資料も提供されました:ヴロツワフ大学、ヴロツワフ美術大学、ポズナンのアダム・ミツキェヴィチ大学、ワルシャワのフレデリック・ショパン音楽大学、ポズナンのイグナツィ・ヤン・パデレフスキ音楽大学、クラクフのヤゲロン大学。特に日本語で書かれた資料、特にポーランドの国家学術交流庁(NAWA)のパンフレットが人気でした。